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RealDesignTechニュース2023年1月26日3 分で読めます

RealDesignTech、CES 2023でシニア向け室内サイクリングプラットフォーム「Ultiracer」を披露

著者 Shaun Cheon

RealDesignTechは、シニアの健やかな毎日を支えるシルバーテック(silver tech)企業です。屋外での活動が難しくなったシニアの方でも、室内で屋外さながらのサイクリングを体験できる室内サイクリングプラットフォーム(indoor cycling platform)「Ultiracer」を開発しました。先日のCES 2023会場では、RealDesignTechのイ・ジュンシク代表がメディア「The Frontier」の取材に応じ、現在のサービスと今後の事業展開について語りました(The Frontier)。

室内で味わう、本物さながらの走行感

Ultiracerは、一般的な自転車を特許取得済みの転倒防止プラットフォームに装着して走行します。一見すると従来の室内フィットネスバイクと似ているかもしれませんが、その仕組みは根本的に異なります。自転車を固定せず、自由に動くよう設計されているのです。従来の室内バイクがペダルをこいで下半身を鍛えるだけだったのに対し、Ultiracerは転倒の心配がない一方で、ハンドルを操作して自らバランスを取らなければまっすぐ進めません。まさにこの過程でこそ、これまで屋外でしか味わえなかったリアルな走行感がよみがえります。

屋外サイクリングが難しいシニアにとっての「唯一の選択肢」

利用者の反応も明確です。イ代表によると、Ultiracerの主な利用者はシニア層で、その満足度はとりわけ高いといいます。理由はシンプルです。屋外で自転車に乗れる方にとっては高価な製品に映るかもしれませんが、もう屋外サイクリングが難しくなった方にとっては、実質的に唯一の選択肢だからです。運動の楽しみをあきらめかけていた多くのシニアに、Ultiracerは新たな道を示しています。

最終目標は「デジタル治療薬」

RealDesignTechは、文化体育観光部傘下の国民体育振興公団が手がける「スポーツテック」事業に採択されたのち、高麗大学校安岩病院の神経内科・リハビリテーション医学科、ならびに高麗大学校医科大学の医工学科とともにデジタル治療薬(Digital Therapeutics、DTx)の研究を進めています。イ代表は「最終的な目標は、Ultiracerをデジタル治療薬へと発展させること」と語り、明確なビジョンを示しました。単なる運動器具にとどまらず、医学的に検証された治療ソリューションへと飛躍させるという構想です。

米国・日本のシニアデジタルヘルスケア市場へ

海外展開について問われると、イ代表は迷うことなく、米国と日本のシニアデジタルヘルスケア(senior digital healthcare)市場への進出を目標に掲げました。その戦略も具体的です。日本では、デジタルスポーツテーマパークの運営会社と覚書(MOU)を締結してマーケティングを展開しており、現地企業との協業を通じてシニアケア市場へ段階的に参入していく計画です。米国では直接進出を準備しており、シニア向け住宅コミュニティを最初のターゲットとしています。

これからのビジョン

CES 2023は、RealDesignTechがグローバル市場へさらに一歩を踏み出す重要な出発点となりました。私たちは、Ultiracerが心と体を同時に鍛えるシニアウェルネスの新たなパラダイムになると確信しています。年齢や身体の状態にかかわらず、より多くの方がサイクリングの楽しさと健やかな暮らしを取り戻せるよう、RealDesignTechは技術革新とグローバルな挑戦を続けてまいります。